11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)
2011/10/01(土) 01:34:37.18 ID:2M9YCOHw0
姫「……あの、魔王様。そういえばこちらの方は」
魔王「ああ。言っていた、私の側近だ」
側近「どーも」
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2011/10/01(土) 01:35:29.64 ID:2M9YCOHw0
魔王「ああ、ちなみに、まだそういう風に使ったことは一度もないからな」
姫「もう。毎晩毎晩私が迫っているというのに、その気になって下さらないだなんて……」
魔王「お前を抱くと、何だか後に戻れぬ気がする」
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2011/10/01(土) 01:36:04.76 ID:2M9YCOHw0
側近「何ですか、洗脳しすぎちゃったとか、そんな感じですか?」
魔王「いや、こいつは素でこうだ。変な女だろう?」
側近「変を通り越している気がするんですけど……」
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2011/10/01(土) 01:37:20.01 ID:2M9YCOHw0
姫「では今後、よろしくお願い申し上げますわ」
側近「ああはい。よろしく」
姫「そして早速……さようならですわ!!」
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2011/10/01(土) 01:37:47.66 ID:2M9YCOHw0
姫「ちっ……うまく避けましたわね!」
魔王「ああ、気をつけろよ。そいつ、常に刃物を携帯しておるからな」
側近「あっぶねええええええええ!!分かってるなら取り上げるなり何なりして下さい!ってか何故に!?」
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2011/10/01(土) 01:38:58.25 ID:2M9YCOHw0
姫の攻撃!
魔王に1のダメージを与えた!
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2011/10/01(土) 01:40:39.80 ID:2M9YCOHw0
側近「なっ!?なんで大人しく刺されてるんですか貴方は!?」
魔王「いや。見ての通り、この程度の攻撃ならば、私はほとんどダメージを受けぬのでな。問題はないかと放置している」
側近「普通でしたらここでバッドエンドなんですけどね!?」
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2011/10/01(土) 01:41:47.15 ID:2M9YCOHw0
魔王「いや、これはこれで新鮮でありかと思ってな」
側近「恐らくほぼ確実に、それは錯覚でしょう」
姫「あら、側近様。今何かおっしゃいまして……?」
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2011/10/01(土) 01:43:02.56 ID:2M9YCOHw0
その頃、姫を浚われた城では。
勇者「あー……どうすっかね、マジで」
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2011/10/01(土) 01:43:58.05 ID:2M9YCOHw0
勇者「はー……飯はうまいし、昼まで寝てても文句は言われないし、きれいなメイドはいっぱいいるしで言うことなしなんだがなあ……何で姫を助けてこいって言われねえんだろ」
勇者「おいそれと助けに行けない事情でもあるのかねえ。確かに魔王は強いって話だが……姫を助けて魔王を倒したとあっちゃ、俺の名声がますます上がっちまうな。うんうん、楽しみすぎる」
勇者「さてと。このままぐうたらしてるか、こっそり逃げるか、こっそり助けに行くか。いい加減決めねえとなあ、本当」
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)
2011/10/01(土) 01:45:13.34 ID:2M9YCOHw0
??「勇者様、でいらっしゃいますね?」
勇者「そうだが……あんたは?」
王子「僕は隣の国の王子です。姫が魔王に浚われたと聞きつけ参りました」
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