過去ログ - 駿河「これも、また、戯言なのだろう」
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17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)
2011/10/02(日) 00:00:57.65 ID:5OuzHKOCo
 ……年下の女の子と楽しくおしゃべりしながら帰って、何がいけないと言うのだろうか。

「いやいや、わたしが見えていなかったのかもしれませんよ。そうでなくとも、見るから

に怪しい阿良々木さん、独り言をぶつぶつ言う変質者に見られたのかもしれません」

「見るからに怪しいとは心外だな。僕の地元では独り言を言うのが当たり前だったんだ。

それは僕の愛すべき故郷を侮辱したに等しいぞ真宵ちゃん」

 勿論戯言だけれど。

 独り言を言って怪しまれない地域なんてないだろう。あったら僕はそこに永住したい。

「じゃあ、そうですね……こういうのはどうでしょう。阿良々木さんのあまりの美貌に、

彼女らが一目惚れをしてしまったというのは」

「ない。それはありえないよ」

 そう、僕が好かれることなど、あってはならない。あっても僕はそれを拒否する。

「そうですかね〜、わたしにはよくわかりませんが、阿良々木さんには何か魅力があるん

じゃないですか?人を惹き付ける何かが。この前だって告白されていましたし」

 からかうように(実際からかっているのだろう)きゃんきゃん笑いながら、真宵ちゃんは

言ってきた。



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