838:ブラジャーの人[saga]
2012/02/17(金) 23:07:38.01 ID:NTl5oDlf0
ブラジャーが緩んだままの打ち止めにキスしながら、ゆっくりベッドへと後退させる。
「ん、んーっ」
膝から上はベッドに押し倒されてしまった。焦った打ち止めは、彼の胸板を押し返す。だってまだシャワーを浴びていない。
口が離れ、見上げた恋人の目はすでに妖しく揺れていた。診察するうちに、一人で盛り上がってしまったらしい。
「シャ、ワ、ア!」
「後にしろよ」
「ダメ今日は絶対浴びるの!ってミサカはミサカは断固たる決意を表明してみる」
「後で一緒に入ってやっから」
「それ別にあなたにとって負担じゃないし、ミサカにとって超お得でもないからね!?」
それでも覆いかぶさってくる一方通行の顔に、ほとんど取れかけていたブラジャーで目隠しをして牽制する。花柄のピンクのレースが、一方通行にとても似合わない。
打ち止めは隙をついて腕の間から抜け出すと、バスルームに逃走した。背後のベッドからイライラした声が追いかけてくる。
「十分だぞォ!」
「無理、二十分ー!」
時計を確認し、一方通行は悪態つきながらブラジャーのストラップに指を通して回そうとした。
「……」
上手く回るはずもなく、愛車のキーリングでやり直した。これから二十分は、正直ツライ…
「あなたー」
「! …なンだ」
気でも変わってくれたのか?
「ドレス、ハンガーに掛けといてねー、ってミサカはミサカはおニューの心配をしてみるー」
「……分かったから早く入れよ」
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