12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[sage saga]
2011/10/02(日) 03:45:15.31 ID:gHXN8gFCo
母「つまり有名や人気な作品なんてのはね、要は万人受けする作品ってだけで、その作品自体がどうとかはぶっちゃけどうでもいいのよ」
男「それはなんというか……横暴な理論じゃない?」
母「そんなことないわよ。アカデミー賞の何がすごいって世界で面白いと言われるからよ。日本だけでも様々な感性の違いがあって、
面白いという人がいれば面白くないという人までいるってのに、この賞とかは海外の人も日本の人も面白いっていうの。こんなに万人受けする作品を作るだけでもすごいのよ」
男「はー……」
母「たとえば勧善懲悪の平凡のストーリーでも、伏線がすごかったり、セリフ回しが心に来るものだったらそれは名作なの。
何故かというと、伏線やセリフ回しが良いっていうのは、皆が共通して好きなことだから。アンタも好きでしょ?」
男「そりゃあ」
母「でもね、皆好きだからって誰でもそんなお話は作れないの。ある程度の経験と、ある程度の実力。それとある程度の才能があって初めて、万人受けするものがつくれるのよ」
男「……」
母「たとえば貴方が今お話しをつくれー、って言われて、万人受けするものができる?」
男「え、で、できるんじゃないかな……」
母「やってみなさい?」
男「あるところに平民の男がいて……森にいったらモンスターがいてそいつを倒してお姫様と結婚っていう感じの……」
母「典型的なファンタジーね。確かに好きな人は多いわ。でも合わない人だっているのよ?」
男「ええ?」
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