過去ログ - 士郎「人の為に頑張ったヤツが絶望しなきゃいけないなんて間違ってる」ほむら「……」
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101:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/10/15(土) 16:42:20.61 ID:rj18idSR0
「やる事もないし、晩飯の支度でもするか」

時間も十分にある事だし、折角だから手の込んだ物を作ろうとキッチンに立っていた。
その為の下ごしらえも終わり、一旦冷蔵庫に仕舞った頃、電話が鳴った。

「―――ああ、了解」

電話の用件は暁美からの呼び出しだった。
曰く、魔女が現れそうだから来てくれ、と。
その電話を切ると同時に、玄関から飛び出した。

―――走る。
目指す場所はこの街の総合病院。
頭の中に叩き込んだ地図を展開する。
夕焼けに染まる街を誰よりも速く駆け抜ける。

やがて、目に入ってきた。
大きな建物の多いこの街の中でさえよく目立つ、一回り大きな施設。
……本来汚れ一つない純白であろうそれが血のように赤く見えるのは、
後に控える戦いを意識しているせいなのか。


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