過去ログ - 士郎「人の為に頑張ったヤツが絶望しなきゃいけないなんて間違ってる」ほむら「……」
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102:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/10/15(土) 16:42:58.96 ID:rj18idSR0
「どこだ、結界は!?」

魔力の感知など出来やしないのだから、自分の感覚に頼るしかない。
世界の異変に対して人一倍敏感と師匠に言わしめた、自分の直感を信じる。
昨日感じた違和感に近い物を探知し、……感知した。
そこは駐輪場。
その中から、吐き気を催すほどの苦々しさを放つ点を捜し、飛び込んだ―――!

―――世界が変わった。
そこに在るのは大量のお菓子と縛られた……、

「暁美!」

思わず叫んだ。
近くへ寄ってみたが、どうやら無事のようだ。

「待ってろ、今助けてやる」

「私はいいからっ、早く行って!急がないと、急がないとっ……!」

落ち着き払った昨日とは一転、本当に同じヤツかと疑わしくなるくらい取り乱している。
こんな状態のまま放置するのは気に入らないが、
この必死な表情に応えない方が気に食わない。

「解った。後で助けてやるから、ちょっと待ってろ」

暁美を置いて、先を急ぐ。
この先には倒すべき敵が居る。
そして、あんなに取り乱すくらい暁美にとって大切な誰かが居る―――!


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