過去ログ - 士郎「人の為に頑張ったヤツが絶望しなきゃいけないなんて間違ってる」ほむら「……」
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104:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/10/15(土) 16:44:49.18 ID:rj18idSR0
「気をつけて。出てくるよ」

小動物の声によって、3人の意識が1箇所に集まる。
視線の先、部屋の中央付近にある脚の長いテーブルの少し上。
その中空から、ぬいぐるみのような容姿の魔女が生まれ、椅子に着地した。

「折角のところ悪いけど―――」

マミが椅子の脚を払う。
当然、その上に居た魔女は重力に惹かれるままに地面に向かって落下する。

「一気に決めさせて―――」

手にしていたマスケットを振り抜く。
美しい装飾の施されたグリップが魔女を捉え、部屋の壁に叩きつけた。

「もらうわよ!」

追撃として放たれた銃撃。
弾丸から発生したリボンによる拘束で、魔女は再び中空へ舞い戻る。
しかし、結界の主として鎮座していた先程とは打って変わって、
現在は身動きの取れないただの的だ。

「ティロ―――」

マミが巨大な大砲を現出させた。
強大な威力を誇る、彼女の切り札が射出体勢に入った。
銃身全体に魔力が迸り、いざ放たれんとする最強の一撃。

「―――フィナーレ!」


Interlude out


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