過去ログ - まどか「無限の中のひとつの奇跡」
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10: ◆oQV5.lSW.w[sage saga]
2011/10/03(月) 23:46:24.25 ID:mLlw9Zym0
「それじゃ、次は貴方の番ね」

佐倉さんの方を向いて、にっこり笑ってみせる。

「マジかよ」

呆れ顔で言いながらも、どこか楽しそうだ。
ふとその彼女の姿が、記憶の中、まだ幸せだった頃の彼女の像と重なった。

「しょーがねーなー、援護はしっかり頼むぜ」


しばし集中、後に跳躍までは、私と同じ。
滞空の頂点で障壁を作り出し、蹴る。
紅き迅雷となって、魔獣共の群れの中心に飛び込み、大地に槍を突き立てる。

稲光が牙に反射する。ニヤリと意地の悪い笑み。

槍を中心に、深紅の魔方陣が展開する。
刹那、周囲の地面から無数の槍が生じて、魔獣共を突き上げた。
その光景はさながら、地獄の針の山。雷鳴は、亡者のうめき声。


「……残念そうな目で見ても、変な名前は付いてねーからな」



翼の魔法少女の方に目をやると、周囲に無数の弓矢を召喚していた。
オリジナル技?それともさっきの私の技のアレンジ?
もしそうなら、改とか弐式とか、名付けて貰えると嬉しいなって。


「さあ、ガンガンいくわよ☆佐倉さん」



ふと気付くと、もう新たな魔獣は湧かなくなっていた。
夜会の終わりが、見えてきた。


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