26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/10/06(木) 10:59:21.60 ID:yJ8J35aIo
律「まあ……。しゃーないから、しばらくは実家のお世話になるかな」
澪「……」
律「ここよりバイトの時給がちょい安いのがネックだけど、まあなんとかなるっしょ」
27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/10/06(木) 11:00:23.12 ID:yJ8J35aIo
律「……そか。よかった」
澪「……。ねえ、律」
律「んー?」
28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/10/06(木) 11:01:18.42 ID:yJ8J35aIo
律はゆっくりとこちらを向いて、やけに神妙な面持ちで私と視線を合わせた。
2、3度瞬きをして、静かに息を吐く。
律「……そんな、軽く言って」
29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/10/06(木) 11:02:01.43 ID:yJ8J35aIo
そこまで言って、律はぎゅっと唇を閉じた。
けれどこらえきれず、ぷは、と息を吐き出すと肩を揺らして笑った。
律「私が言ったこと真似すんなよ、ばーか」
30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/10/06(木) 11:02:58.47 ID:yJ8J35aIo
……結局私は心の内で思うばかりで、きちんと言葉にしてくれるのは律なんだな。
31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/10/06(木) 11:04:46.28 ID:yJ8J35aIo
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32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/10/06(木) 11:05:48.16 ID:yJ8J35aIo
澪「ねえ律」
律の隣でスニーカーを履きながら、彼女の名を呼ぶ。
律「んー?」
33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/10/06(木) 11:06:59.76 ID:yJ8J35aIo
狭い玄関で並んで立って、私よりも少し低い位置に律の笑顔が咲いた。
みお、と、律の唇が私の名前に合わせて動く。
私の肩に律の右手が乗って、顔が近づく。
同じ方向に顔を傾けてしまって、ちょっと顔を引いて、揃って照れ笑いする。
34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/10/06(木) 11:07:53.05 ID:yJ8J35aIo
***
35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/10/06(木) 11:15:23.99 ID:avbAP/Nko
乙!すごいよかった。
やっぱりこの二人は一緒にいるのが一番だね。
36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東)[sage]
2011/10/06(木) 11:48:44.54 ID:6avZF+OAO
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