3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/10/06(木) 10:38:16.38 ID:yJ8J35aIo
澪「ありがと。そっちはもう寒い?」
紬「うん、朝晩は特に。街を歩いてると私だけ厚着してるみたいでちょっと恥ずかしいよ」
澪「あはは、そっか」
ムギは大学を卒業して、親が経営する企業の音楽事業を行う系列会社に就職した。
彼女が親の敷いたレールに大人しく乗ったわけでないことは、私たちもよく知っている。
去年の秋頃、北海道に支店ができたのを機にムギは本社から異動となり、
現在は札幌市内に住んでいる。
出張で帰ってくるという連絡を貰って、今日こうして久し振りに顔を合わせた。
紬「急な連絡だったのに、ありがとね澪ちゃん」
澪「私もムギに逢いたかったから。連絡くれて嬉しかったよ」
注文をとりにきたウェイターからメニューを受け取って、ふたりでじっくり吟味する。
ちょっと贅沢してこのコースにしちゃおうか、とメニューに載った写真を指差した私に、
ムギが笑顔で同意した。
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