過去ログ - 浜面くんがSSを書くお話
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160: ◆cmIC2ACkpo[saga]
2011/11/17(木) 22:12:05.10 ID:sFy044SM0
「なんだ、ちゃんと分かってるじゃない」

「よく分からねえからそうしてたけど、それでいいのか?」

「結局、上手な構成になってるって訳よ。他は飛ぶ鳥あとを汚さずと言うか捨て台詞を吐いたり、ちゃんとルールさえ守ってればいいんじゃない?」

「おお! サンキューなフレン…」

「はぁぁぁまぁぁぁづぅぅぅらぁぁぁ!」

浜面がフレンダに礼を言う寸前に赤い物体が凄まじい速度で飛来してきた。

「ギャァァ」

「その塩鮭腐ってんじゃねえか!」

「ええ! 俺のせいなの!?」

「てめえのせいだこのタコが!」

「フレンダ助けてくれよ!」

「あん? フレンダが何処にいるってんだよ」

「あれ? てかさっきの悲鳴ってまさか……」

振り返るとそこには誰もいない。フレンダは風になった。
浜面が無意識のうちにとっていたのは「敬礼」の姿であった。
それは自分以上に扱いの悪い、ある意味では自分以上の人々に愛されているいじられキャラのフレンダに向けて彼なりの最後の手向けであった。





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