過去ログ - かがみ「こなたなんて、私の思うが儘よ」
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1:^^ ◆HR2brQyc6A[saga]
2011/10/07(金) 22:27:21.27 ID:RwYbqIC60
☆0



柊かがみは夢を見た。

まるで予知夢のようなものだった。

彼女は自分の身の回りで起こりゆく全ての事象を知った気がした。

だけどそれは擦り硝子越しに数学の答えを見たような感じで、

手中に掴んだ答えは確かか不確かか何時までも判然としない。



だから柊かがみは迷った。

大切な親友の手を取るべきか取らぬべきか。

手に取った答えが正しければそれでよし。

手に取った答えが間違いならば、ああ、存外どうでもないな。

そんな感じで柊かがみは大切な人の手を握り締めた。





亀進行でマジキチオナニーします。


2:^^ ◆HR2brQyc6A[saga]
2011/10/07(金) 22:28:42.66 ID:RwYbqIC60
「痛っ!」


かがみはこなたの腕を後ろから強く引っ張った。

以下略



3:^^ ◆HR2brQyc6A[saga]
2011/10/07(金) 22:29:34.48 ID:RwYbqIC60
「え……? 何?」

こなたの両目はかがみの手で覆われていた。

だから彼女はまだ状況を把握できていない。
以下略



4:^^ ◆HR2brQyc6A[saga]
2011/10/07(金) 22:30:22.17 ID:RwYbqIC60
「絶対に後ろを向いちゃ駄目よ」

かがみはそう言い聞かせてから彼女の目を開放した。

緑の目に映るのはいつもの町並みと出来始めたばかりの人だかりだった。
以下略



5:^^ ◆HR2brQyc6A[saga]
2011/10/07(金) 22:31:23.85 ID:RwYbqIC60
☆1



柊かがみは考える。
以下略



6:^^ ◆HR2brQyc6A[saga]
2011/10/07(金) 22:31:59.12 ID:RwYbqIC60
「すごいんだよかがみ」

「トラックが突っ込んでくる前に私の腕を引っ張っちゃうんだから」

「それから私の体をぎゅっと抱きしめてさ」
以下略



7:^^ ◆HR2brQyc6A[saga]
2011/10/07(金) 22:32:30.37 ID:RwYbqIC60
季節は夏。

あの事件からはまだ三日しか経っていないが、

夏休みはもう後半に差し掛かっていた。
以下略



8:^^ ◆HR2brQyc6A[saga]
2011/10/07(金) 22:33:11.72 ID:RwYbqIC60
つかさが四人分のコップをお盆に載せてふらふらと立ち上がる。

こなたとみゆきが危なかしく思いながらその様子を眺めている横で、

かがみは既に動いていた。
以下略



9:^^ ◆HR2brQyc6A[saga]
2011/10/07(金) 22:33:39.07 ID:RwYbqIC60
麦茶の滴るボン太くん。

ボン太くんの吸水力は抜群だ。

ただの一滴たりともみゆきを汚すことは敵わない。
以下略



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