過去ログ - 上条「なぁ。教えてくれよ。名前」一方「……忘れたっつってンだろ」
1- 20
972:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]
2013/06/23(日) 00:38:20.70 ID:Id9QRGHI0
うおおおお帰り!!
>>1の書く百合子が一番好きだ



973:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/23(日) 04:26:14.90 ID:OC7iARKSO
信じて待つことの大切さを教えてもらった。えがったえがった(´;ω;`)


974: ◆lWV9WxNHV.
2013/06/23(日) 15:15:20.18 ID:D5ECVx6C0
後でとか言ったな あれは嘘だ
はーすんません……
>>952の続き


975: ◆lWV9WxNHV.[sage saga]
2013/06/23(日) 15:17:54.22 ID:D5ECVx6C0

 上条が打ち明けてくれた不安は、実はインデックスも密かに抱えるものと根元が同じだった。

 いつか、一緒に居られなくなるのではないか、そういう不安。

以下略



976: ◆lWV9WxNHV.[sage saga]
2013/06/23(日) 15:18:50.94 ID:D5ECVx6C0

 家族、なんて。

 一方通行と打ち止めならともかく、そう年も変わらない、生きる世界も立場も違い過ぎる『禁書目録』と『幻想殺し』が。

以下略



977: ◆lWV9WxNHV.[sage saga]
2013/06/23(日) 15:21:34.32 ID:D5ECVx6C0

 ジンジン痛む頬を抑え、全身の毛を逆立てる勢いで抗議するが、いなすようにぐしゃぐしゃと頭を撫でられた。
 子猫でもあしらうような仕草で、冷たい手の感触は意外と優しくて、憮然と黙り込む。
 すると上条もぽんぽんと背中を宥めるように叩き、顔が勝手に緩んでしまった。

以下略



978: ◆lWV9WxNHV.[sage saga]
2013/06/23(日) 15:22:19.66 ID:D5ECVx6C0

 もしかして、上条は思ってしまったのだろうか。
 今のままでいるわけにはいかないとか、そういうとても常識的な、真っ当な現状認識をしてしまったのか。

 そんな。まだ、私はとうまと。あくせられーたと、みんなと。
以下略



979: ◆lWV9WxNHV.[sage saga]
2013/06/23(日) 15:23:52.93 ID:D5ECVx6C0

 じわりと視界が滲む。だめだ、泣くな、と必死に喉奥にこみ上げる熱い塊を飲み下した。



以下略



980: ◆lWV9WxNHV.[sage saga]
2013/06/23(日) 15:25:50.56 ID:D5ECVx6C0

 静かに呟いて、足を止める。
 上条は一度一方通行の顔を見た後にインデックスに向き直って、表情を引き締めた。

 背の高いビルに挟まれた、狭くて暗い路地裏。それでも上から日が射し込んでいる。
以下略



981: ◆lWV9WxNHV.[sage saga]
2013/06/23(日) 15:26:59.46 ID:D5ECVx6C0

「なぁ一方通行。俺達がイギリス行ったら、お前も来いよ」

 すぐにその背に並んだ上条が、ひょいとその白い顔を覗き込む。

以下略



1002Res/642.91 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice