過去ログ - 梓「昔、唯先輩がいたところ」
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64:名無しNIPPER[sage]
2011/10/09(日) 21:27:29.15 ID:iCuZgnGAO
――――――
――――――

あの頃のわたしは自分の中の空白を塗りつぶしてくれるものを探していた。
でも、今だって見つかったわけじゃないけどね。
以下略



65:名無しNIPPER[sage]
2011/10/09(日) 21:28:45.41 ID:iCuZgnGAO
――――――
――――――

あの頃のわたしは自分の中の空白を塗りつぶしてくれるものを探していた。
でも、今だって見つかったわけじゃないけどね。
以下略



66:名無しNIPPER[sage]
2011/10/09(日) 21:37:47.11 ID:iCuZgnGAO

わたしは振り向いた
そこには女の人――唯先輩が立っていて、少し不安そうな顔でこちらを見ていた。
その曖昧な表情がよくわからないけど柔らかくて、気づいたときにはわたしは笑っていた。
うまく笑えなくて、唯先輩に笑われたから、さらにわたしも笑った。
以下略



67:名無しNIPPER[sage]
2011/10/09(日) 21:43:21.27 ID:iCuZgnGAO

『みーつけ』

背後から声が聞こえた。
振り向こうとしたけど何故だかできなかった。
以下略



68:名無しNIPPER[sage]
2011/10/09(日) 22:07:05.41 ID:iCuZgnGAO

梓「おわり?」

『そ、今まではどうだった?』

以下略



69:名無しNIPPER[sage]
2011/10/09(日) 22:14:23.00 ID:iCuZgnGAO

軽音部のみんなで缶けりをしていた、演奏していた、合宿に行った、楽器を買った、キャッチボールをした、何もしなかった、トンちゃんにえさをあげた、ティータイムをした、、律先輩が冗談を言った、澪先輩がそれを叩いた、さわ子先生が話していた、純がドーナツをくれた、憂と買い物に行った、ムギ先輩が驚かせてきた、唯先輩と海に行ったたい焼きを食べたギターを弾いた公園のベンチに座ったスイカを割った動物園のペンギンを見た花を育てた二人で笑った。

あったようなでもなかったような、そんな記憶たち。
唯先輩の鬼の話を思い出した。
以下略



70:名無しNIPPER[sage]
2011/10/09(日) 22:27:46.42 ID:iCuZgnGAO

『缶、踏ーんだ』

視界がぐにゃりと歪んだ。
たしか前にも同じことがあった。
以下略



71:名無しNIPPER[sage]
2011/10/09(日) 22:53:03.61 ID:iCuZgnGAO
【Y】

わたしたちは港にいました。
あずにゃんを起こした後、逃げてきたのです。
わたしはルールを破ってしまったのです。もし捕まったらあずにゃんもどうなるかわかりません。
以下略



72:名無しNIPPER[sage]
2011/10/09(日) 22:57:35.77 ID:iCuZgnGAO

梓「えと、唯先輩」

唯「おおっ、わかるの?」

以下略



73:名無しNIPPER[sage]
2011/10/09(日) 23:05:56.66 ID:iCuZgnGAO

梓「あの、夢に入るのってどんな感じなんですか?」

唯「いやあ、説明はしにくいんだ」

以下略



74:名無しNIPPER[sage]
2011/10/09(日) 23:10:51.64 ID:iCuZgnGAO

梓「おまもりですね」

唯「これを持ってると見たい夢が見れる、魔法のおまもりなのです」

以下略



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