607:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]
2011/10/16(日) 21:04:27.10 ID:f1WuDVE40
織莉子「どうして私にその話を?さやかさんには、ほむらさんがいるではありませんか。
キリカも仲良くしてもらってますし、間も無くマミさんも復帰します」
まどか「それは・・・織莉子さんにも、一度きちんとこうしてお願いしたかったんです。
戦えない私にさやかちゃんの為に出来るのは・・・これくらいしかありませんから」
織莉子「あなたは優しいですね。優し過ぎます。あなたも魔法少女としては、致命的です」
もうまどかが何度も言われた事だった。苦笑するまどか。
まどか「あはは・・・それマミさんにも、ほむらちゃんにも、キリカちゃんにも言われちゃいました・・・。
でも、織莉子さんだって優しい人だと思います。私達を助けてくれたし・・・」
織莉子「あれは助けられたから、助けただけです。無理だと解っている場合は、容赦無く見捨てます」
まどか「・・・」
織莉子「私は優しくはありませんよ。必要な犠牲なら、私は躊躇無く払います」
まどか「でも・・・それって、助けられる限りは助けてくれるって事ですよね?」
織莉子「ええ、戦力が減るのは困りますから。私は出来はしない約束はしたくありませんし、嘘を吐くのは嫌いです」
まどか「・・・」
織莉子「だから約束は出来ませんが、努力しましょう。
さやかさんは、私も出来る範囲で支えます。
大切なキリカの友達ですし、それに一応、戦力ですから」
まどか「!!」
まどかの顔に驚きが浮かび、すぐに明るくなる。
織莉子「不満ですか?」
笑みを浮かべて織莉子は言う。
まどか「い、いいえ!そんな事無いです!ありがとうございます!」
織莉子「その代わり、1つ約束して下さい。あなたは決して魔法少女にはならないと」
まどか「心配・・・してくれてるんですか?」
織莉子「どう解釈するかは任せます」
まどかはにっこりと笑顔になる。
まどか「解りました、契約しません。心配してくれてると思う事にします」
織莉子「結構。何か食べますか?奢りますよ」
まどか「あ、はい!じゃあ、イチゴショートケーキと紅茶を・・・」
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