112: ◆7oWiJj9WF6[saga]
2011/10/19(水) 23:39:42.92 ID:QXkNfvaJ0
春原「……まぁ、褒めてくれているところ悪いんだけど……。僕はちょっと作戦を考えなくてはならないから、お前に付き合っている暇はないんだ」
朋也「……作戦?」
春原「おっと、これ以上は例えお前にも言えないなぁ。本当はお前にも手伝って欲しいんだけどさ。
……まぁ、いずれ暇ができたらどっか付き合ってあげるから我慢してくれよ」
朋也「一生そんな暇は作らなくて良いんだぞ?っていうか一生休むな」
春原「何でだよ?!」
朋也「いや、俺はお前と何処かへ行きたいと思ったことないから」
春原「僕は、お前の中でせいぜい顔見知りレベルってことなんですか!?」
朋也「……」
杏「おっはよーう!!」
朋也「おっと」
春原「……へ?」
いや、それも危うい所だ。
そう言おうとしたところで、背後から物凄い寒気を感じたので首を捻る。
春原「ぶべべっ!?」
一秒も立たない内に、俺の頬は空気に撫でられた。
通過したのは日本で最も分厚い書物、広辞苑。
それが今、春原の額にジャストヒットし、当人は悶絶している。
やはり、コイツにはどんな表情よりこれがしっくりくる。
春原「〜〜ッ!!……くぉら!!朝からそんなものを頭に当てられる僕の身にもなれよ!!」
杏「何よー毎日毎日眠そうな顔してるから私が目覚め良くしてあげようとしてるんでしょうが!」
そんな心遣いはいらない。
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