過去ログ - 佐天「もう何も、私から奪わせるものか」
1- 20
40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/10/12(水) 21:01:58.82 ID:xQCicBc9o
彼女達は、いつもそんな私に普通に接してくれた
喧嘩した事もあったけど、その後は笑って仲直りして、もっともっと仲良くなって
いろんな所に行って、いろんな事をして

まあ、そのうち若干1名には普通とはちょっと違う接し方をされていたような気もするけど、別に嫌ではなかったし……
そんな事を考えて走っていると、目の前によく見知った建物がようやく現れる

御坂「はー、やっと着いた……さて、電話電話っと」

夕焼けですっかり茜色に染め上げられた常盤台の寮の前で、少し乱れてしまった呼吸を整えつつ、私は待ち合わせている人物の携帯に電話をかける

『もしもし』

1コール目で素早く電話は繋がったが、何故か携帯を相手にずっと睨めっこをしている彼女の姿が思い浮かんで、自然と笑顔がこぼれる

御坂「やっほー、着いたわよー」

『知っていますの。だって、窓から見えていますもの』

彼女が私にとって予想外の言葉を言い終わった瞬間に電話は切れて、そのかわりに――――


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
322Res/223.88 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice