過去ログ - 佐天「もう何も、私から奪わせるものか」
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41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/10/12(水) 21:04:16.57 ID:xQCicBc9o
黒子「お姉様ぁぁぁぁぁあああああ!」

電話越しではなく、私の頭上から黒子の声が響く
瞬時に私の脳内にはいくつかの可能性が浮かんでくる
1つ目、窓から私を呼んでいる
2つ目、部屋から大声を出している……ってああ、これは1と一緒ね
3つ目、……まさか、黒子のやつ

御坂「やっぱり、ってうわっ! ちょっ、危っ……ぐえっ!」

まさかのまさか、私の予想は見事に的中していた
瞬間移動で私の上に移動してきた黒子に、私はあっという間に抱きつかれてしまう

黒子「待ちわびたお姉様の到着に、黒子は全身でお姉様を歓迎いたしますの!」

御坂「お、遅れたのは悪かったわよ……ていうかほら、そろそろ離して」

そう言うと、黒子は渋々といった様子で私を解放してくれる
人目がない場所ならもう少しあのままでも良かったけど、流石にこう通りがかる人が多いと、ねえ?

御坂「いやー、それにしても急に悪いわね。今日はよろしくね」

黒子「いえいえ、お姉様なら私達はいつでも大歓迎ですの」

とりあえず急に宿泊を決めた事を詫びると、黒子は笑顔で嬉しい言葉を返してくれる
いつでもか……毎日でも遊びに来ちゃおっかなぁ
学校での私を特別扱いするような雰囲気にほとほと嫌気が差している私にとって、普通に接してくれる佐天さんと黒子はまさにオアシスのような存在なのだ



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