過去ログ - 杏子「あいつが、居なくなった世界で」
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202: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/11/03(木) 22:28:37.60 ID:JsI8h3lY0

玄関から出て廊下から身を乗り出し、人影を探す。
夜の闇の中で、影、というのも妙かもしれないが。
魔法少女の視力ならば、夜の闇でも十分に物は見える。

「居た―――!」

空を、星を見上げる、緑髪。

そこにゆまが居る、という事実だけに集中して。
階段やエレベーターを使おう、なんて思いつかなかった。

躊躇無く、飛び降りる。
それでもそのまま着地、なんて無茶はしない。
廊下の手すり、あるいは壁の部分というべきだろうか。

そこに足をかけ、各階ごとにブレーキをかけながら落下する。

とん、比較的穏やかに着地した。
魔法少女だからこそできる技で、普通の人間は真似しようにも不可能だが。



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