5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/10/14(金) 00:58:28.76 ID:gjrNu2db0
4月11日(月・朝)ー晴れ 駅構内
ほむら「はっ…!!」
ほむら「ゆ、夢かぁ……」
>眠ってしまっていたようだ…
もう少しで、見滝原行きの電車が到着する。
ほむら「あっ、きたきた」
>電車が到着し、ドアが開いた。
ここからは複数の路線を経由して乗り換えをし、見滝原へと向かうことになる。
長旅になりそうだ…
>少し、休むことにした。
転校前の記憶が蘇ってくる…
「えー、知っていると思うが、暁美が見滝原へ転校する事になった」
男子生徒「しかし、お前も災難だったな。
元々病気がちで学校にもあんま来られなかったってのに、
今度は親の都合で転校か……ま、無理すんなよ?」
目つきの悪い女子生徒「暁美さん、転校するんだって?」
薄ら笑いを浮かべた女子生徒「暁美さんって、大人しいから田舎とか
合いそうだよね」
目つきの悪い女子生徒「いーや、逆じゃない?田舎の人って
すんごく喋るからさ、ノリ悪い暁美さんはすぐハブられそうな気がする」
薄ら笑いを浮かべた女子生徒「あっ、それ分かる!田舎に住んでる人って
初対面の人でもガンガン絡んでくるからさー、ウザいんだよね〜」
目つきの悪い女子生徒「それに比べて都会は素っ気ないからさ、
周り気にしなくてもなんも言われないし気楽だよね」
薄ら笑いを浮かべた女子生徒「人間関係とかイチイチ気にしなくても
いいもんね〜」
目つきの悪い女子生徒「あ・け・み・さ・ん♪あっちでも頑張ってね!」
>目が醒めてしまった…
思えば、転校前はあまりいい思い出がなかった。
>車内放送が流れている…
ここから、乗り換えをして見滝原まで一本で向かうことになる。
>列車を乗り換え、あれから随分と長い間揺られている。
長旅による疲れのせいだろうか、少し目眩を感じる…
ほむら「……ッ!!」
>激しい頭痛に襲われた。
夢で見た老人と、見知らぬ男性のような姿が見える…
ほむら「な、何なの一体?あれは……夢じゃなかったの?」
>突然、ポケットの中にしまっておいた携帯電話が振動した。メールだろうか…
画面には「駅まで迎えにいく 16時に改札前」とだけ書かれている。
車内放送「見滝原〜、見滝原」
ほむら「あ、降りなきゃ……」
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