過去ログ - 【R-18】魔獣霊「「「マスター、一人きりにはしませんよ!」」」
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19: ◆Milk9lLcoc[saga sage]
2011/10/15(土) 01:54:21.12 ID:QEsZSCYOo
霊「そ、騒々しくしてしまい申し訳ありません」
主「ううん、僕が全面的に悪いよ。今のは」

出ていく、出なくていいと揉めた末に背中合わせで体を洗っている僕ら。
お湯は火と水の魔石を埋め込んで沸かしているので、温度は丁度良いけれど
水流は自分で操ることになっているので、動揺したままでは満足に流れない。
2度ほど頭に被り、ようやくコントロールを取り戻して粘液を体から剥がしていった。

霊「そんなことありません、私はマスターの使い魔ですよ?」
霊「主人に場所を譲らせたとあっては、申し訳が……」

べとべとの源である魔とは対極にいる、従順な霊が慰めてくれる。
でもその澄んだ声は羞恥心で震えていて、余計に気が咎めた。

主「使い魔にだって心があるんだから」
霊「マスター……」
主「霊がそう言ってくれるなら、遠慮なく汗を流させてもらう」
主「けど、そんなに恥ずかしそうにしてる女の子をじろじろ見はしないよ」

かっこつけて言ってみたけど、正直なところ背後が気になって仕方ない。
この言葉を嘘にしたくない、というその一心で歯を食いしばって邪念と戦った。



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