過去ログ - ほむほむ「ホギェェッェェェェェエエ!!!」
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10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/10/15(土) 13:29:11.98 ID:s/GGekTwo
体サイズの急激な増加は、食料の過剰摂取だけというわけではないようだ。
すえた臭いの原因も、このあたりにあるのだろう。
当のほむほむは、青年や友人には感心がない様子で、ぐでっとしながら涎を垂らしていた。

「ホー…ホム゛ゥ…ホム…ホム…」

それから一週間後、青年の家で爆発事故が発生した。
幸い被害者はいなかった。
爆心地にいたほむほむを除いて。

謎の爆発事故とされていたが、調べていくうちにほむほむが原因であることが分かった。
ほむほむが爆弾化した。
それが結論だった。
長い間ホットカーペット上に放置されていたため、それに接していた部分が低温火傷で硬化した。
正確には低温炭化。
れいむの外皮は熱せられ続けたため水分が奪われ、熱が逃げにくいものになってしまった。
ここで蓄熱がおこり、発火温度に達すると、火種がなくても燃えだしてしまう。
そんな外皮に染み出した油分が合わさって、ロウソクの芯と同じ状態になっていた。
いわゆるロウ化現象である。
すえた臭いは、ほむほむが吸収しきれず体に蓄積された糖分がエタノール発酵したせいだ。
油分たっぷりの外皮はほむほむの皮膚呼吸を阻害し、発酵を促したのだろう。
つまり、ほむほむはロウソクの芯に包まれたアルコールランプになっていたのだ。
ほむほむがぐでっとしてあまりものを言わないように見えたのは、
外皮が硬化して口を動かすのが困難になっていたせいだ。
ほむほむは物言わぬ爆弾と化していたのである。

この事件以来、ほむほむは市街地から完全排除されることとなった。
爆破時刻等、精密性にはかけるが、手軽に強力な爆弾が作られるからだ。
例えば、仔ほむを携帯カイロの上に置き、油分の多い食料を与えれば、簡単に爆弾化できる可能性がある。

この事件以来、ペットとしてのほむほむの需要はなくなり、友人はブリーダーを廃業した。


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