過去ログ - ほむほむ「ホギェェッェェェェェエエ!!!」
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(愛媛県)
[sage]
2011/10/28(金) 21:05:21.50 ID:FmdDU0W4o
そうやって一週間ほどを共に過ごし――若ほむ、若白まどに育った二匹は、そうなるのが当然のように、群の新たな番となったのだった。
そして更に一週間後――
若ほむ「ホヒュー……! マドカァ!! マドカァァァァァァーーーーーー!!!!」
ポトッ ポトポトポト……
仔ほむs「ホミャァァァァァーーーーー!!! ホミャァァァァァーーーーー!!!」
若白まど「マドッ! ホムラチャン!」スゴイヨ!ホムホム!
若ほむ「ホムホムゥ! マドカァ!!」マドマドノオカゲダヨ!
仔ほむs「ホミィ♪ホミャミャー♪」オカーサン♪
若白まど「マドマドォー ///」コドモタチ///
若ほむ「ホムホムー ///」カワイイネ///
見事初産を終え、歓喜に震えるほむほむは、番のまどまどと、愛しい我が仔たちを抱く。
その中に――
仔りぼほむ「ホミャァァァァァーーーー!!」
一匹だけ、可愛らしい仔りぼほむがいた。
まるで、出会った頃の、天使のような仔白まどに瓜二つの仔りぼほむ……若ほむは、一週間前の告白を思い出していた。
どうして自分にここまで尽くしてくれるのか。
かねてからの疑問に、若白まどは観念したように口を開いた。
若白まど「マド、マドマドォー……」ポロポロ
かつて、人間の下で飼育されていた時には、仔りぼほむの妹が居たこと。
その妹は、人間から逃げ出す際に、命を落としてしまったこと。
出会った頃の若ほむの姿に、幼くして命を儚くした妹を重ねてしまったということ。
全てを告白した若白まどは、うなだれたまま、今は若ほむ自身を好いていることを静かに付け加えた。
若ほむは後悔した。
若白まどの献身を一瞬でも疑ったことを詫びて、しっかりと抱き合う。
若ほむ「マドカァ……♪ ///」スリスリ
若白まど「ホムラチャン……♪ ///」スリスリ
発情期を迎えていた若い二匹の心は、愛情を火種に燃え上がっていく。
若ほむ「マドカァ/// マドカァァァーーーーーー///」ハァハァ スカートペロン
若白まど「ホムラチャン/// ホムラチャァァァーーーーン///」ハァハァ ギンギン
ズチュズチュ カクカク パコパコ ドピュドピュ
――この日、晴れて二匹は番となったのだった。
番である若白まど、その愛の証である仔ほむたち、運命的な誕生をした仔りぼほむ。
まるで全てに祝福されているかのような幸福感の中、若ほむは思った。
もう何も恐くない――と。
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