過去ログ - ほむほむ「ホギェェッェェェェェエエ!!!」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2011/11/26(土) 03:43:41.50 ID:G/1BG3sco
殺意を向けるわけには行かない。
そう言い聞かせて夜を迎えたものの、事件は起きてしまった。
「何で」
告白せずに振られた少女は、
布団に入りながらも寝ることは出来ず、
呟いた声は夜の闇にとけていく。
少女は目撃してしまったのだ。
気持ちを知っているはずの親友が、
その気持ちを向かせてる相手と唇を重ねている姿を。
そんな悲しみを打ち消すかのように、
淫靡な声が少女の部屋に響いた。
「マドカァ/// ホム、ホミャァン///」
「ホミュラチャン/// マドォ///」
ほむまどの交尾の声だった。
祝福すべきであるそんな光景は、
今の少女にとってはあってはならないものだった。
尽きることの無い性欲をぶちまけ、
休憩の為に離れた直後だった。
「マドォォォ!」
「ホミャ?」
まどまどは悲鳴を残して消えてしまった。
ほむほむが必死に周りを見渡し、
飛び跳ねても、愛するまどまどの姿はなかった。
「……ほむほむ」
「ホミャッ? ホビャァァァン!!」
ほむほむは少女に、
まどまどの行方を尋ねようと声を張り上げる。
長年連れ添った1人と1匹に、
言葉の壁はなかった。
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