過去ログ - 千歳「綾乃ちゃんと歳納さんが付き合うことになった」
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11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]
2011/10/18(火) 20:58:43.47 ID:30VkLmfi0

綾乃「あっ……」

件の公園の傍まで来ると、少し先に立っていた綾乃が小さく声をあげ立ち止まった。
千歳はなになにと綾乃の背中から前を覗き込む。
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12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]
2011/10/18(火) 20:59:19.55 ID:30VkLmfi0
綾乃「と、歳納京子……!」

いつもより迫力の無い呼びかけ。
それでもちゃんと京子には届いたようで、京子がぱっと振り向いた。
綾乃がぴたっと立ち止まる。
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13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]
2011/10/18(火) 20:59:48.14 ID:30VkLmfi0
「おはよう」と口を動かすと、結衣は小走りで千歳に駆け寄ってきた。
結衣が京子に告白したという噂は聞いていたし、自分がその京子と付き合っているわけでも
ないのになんとなく気まずかった。

結衣「千歳、おはよ」
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14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]
2011/10/18(火) 21:00:17.67 ID:30VkLmfi0
なんとなく、二人並んで歩き始める。
そのずっと前で、京子の大きなリボンと揺れる綾乃の髪が見えた。

結衣「いつも一緒に行ってたやつが前で歩いてると変な感じ」

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15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]
2011/10/18(火) 21:00:46.38 ID:30VkLmfi0
結衣「へえ」

千歳「変な話やけど」

そう言って千歳が自嘲気味に笑うと、
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16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]
2011/10/18(火) 21:01:20.72 ID:30VkLmfi0
結衣「何話してんだろ、綾乃と京子」

千歳「歳納さんと綾乃ちゃんやしあんま想像つかんなあ」

結衣「いつも妄想してるのに?」
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17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]
2011/10/18(火) 21:01:53.57 ID:30VkLmfi0

三年に進級してもクラスのメンバーは大して変わらず、千歳と綾乃、そして
京子と結衣という四人ももちろん同じだった。
靴箱と教室だけが三年生のものに変わり、あとは何も変化はないからまだ4月の
中旬というこの頃、不安なのはクラスに馴染めるかどうかより靴箱や教室を
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18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]
2011/10/18(火) 21:02:21.18 ID:30VkLmfi0
結衣「私たち、先行こっか」

結衣が言って、千歳は「うん」と頷いた。
綾乃たちは千歳たちに気付いていないようで、硬い表情で何か言い合っている。
それでも止めるほどの言い合いなんかじゃなくって、二人とも随分と楽しそうに見えた。
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19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]
2011/10/18(火) 21:02:48.16 ID:30VkLmfi0
―――――
 ―――――

綾乃「千歳!」

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20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]
2011/10/18(火) 21:03:20.96 ID:30VkLmfi0
千歳「ほんまに?」

綾乃「だって、歳納京子の近くにいると緊張して仕方ないんだもの……」

千歳「それはいつものことやん」
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21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]
2011/10/18(火) 21:04:00.56 ID:30VkLmfi0

放課後。
今日の生徒会室は妙に静かで、千歳は黙々と作業をこなしていた。
止まらない手。
それなのに作業は中々終わらない。
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