過去ログ - 千歳「綾乃ちゃんと歳納さんが付き合うことになった」
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32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)
2011/10/20(木) 14:11:42.25 ID:SBnC6d3W0
せめてこっち書き終えてからVIPにスレ立てろよ


33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]
2011/10/20(木) 18:40:28.39 ID:CedWcY6d0
千歳「うち、そういえば今日千鶴と約束あってんよ、だから三人で帰ってくれへんかな」

そう言うと、京子たちはうんとかわかったと口々に言いながら生徒会室を出て行った。
最後に出て行った京子に「歳納さん、綾乃ちゃんを宜しくな」と声をかけると、京子は「任しとけ」というようにVサイン。けどその様子が少し迷っているように見えたのは、きっと千歳の気のせいではないのだろう。

以下略



34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]
2011/10/20(木) 18:40:57.50 ID:CedWcY6d0
千鶴と約束があったなんて当然嘘で、千歳は誰も横に伴わないまま、一人で家路を辿った。
綾乃の背中も、はねるようなポニーテールも、怒ったような声もその横顔も、何も見えない。
突然、形容しがたい感情が襲ってきたことに気付く。

寂しい。
以下略



35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]
2011/10/20(木) 18:41:26.39 ID:CedWcY6d0

それから数日後、突然、綾乃と京子がケンカした。
いつものケンカというよりも、もっとお互いを傷付けあうものだった。

千歳「ちょっと、綾乃ちゃん?」
以下略



36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]
2011/10/20(木) 18:41:54.25 ID:CedWcY6d0
綾乃「ケンカ、しちゃった」

千歳「ケンカって……」

綾乃「私と一緒にいてもまだ、迷ってるみたいだったから」
以下略



37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]
2011/10/20(木) 18:42:32.58 ID:CedWcY6d0
綾乃「だから、もう私に付き合わなくていいって、思いっ切りそう言ってやったら向こうは泣きそうな顔しちゃって」

千歳「綾乃ちゃん……」

ここ数日、出来るだけ綾乃と目を合わさないようにして過ごしていた。鼻血とも無縁の生活。
以下略



38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]
2011/10/20(木) 18:43:04.36 ID:CedWcY6d0

千鶴「姉さん」

家に帰り、部屋で沈み込んでいると唐突にノックの音がして妹の千鶴が入ってきた。
「あぁ、千鶴。おかえり」と笑いかけると、千鶴は露骨に心配そうな顔をした。
以下略



39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]
2011/10/20(木) 18:43:30.70 ID:CedWcY6d0
千鶴「そんなの、歳納なんたらが悪いに決まってる」

千歳「千鶴、そんなふうに……」

千鶴「だって、どう考えたってそうでしょ。杉浦さんに告白されて、船見さんにも告白されて、結局選んだのが杉浦さんで、なのにまだ迷ってるって、そんなの歳納が」
以下略



40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]
2011/10/20(木) 18:44:02.81 ID:CedWcY6d0
千歳「千鶴、そんな言い方、せんといて」

千鶴「姉さん……」

千歳「綾乃ちゃんは、それでも歳納さんが好きなんや。綾乃ちゃんのためにも、そんなふうに言わんといてあげて」
以下略



41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]
2011/10/20(木) 18:44:29.32 ID:CedWcY6d0

綾乃「……千歳」

千歳「……綾乃ちゃん?」

以下略



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