過去ログ - 百合子「寒い時も寂しい時も手を繋げばあったかいと思うんです、お兄様」
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19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage saga]
2011/10/19(水) 13:21:34.02 ID:c64uxXXB0

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数日後

一方通行「はァ? 妨害工作?」

研究員「もともと対抗勢力が多い実験だからな。君には言っていなかったが結構な数をすでに潰していた」

一方通行「未知のレベル6、ねェ…。ま、横取りして自分ンとこの手柄にしたいヤツは多いだろォな。
     あァ、他にも『俺』をその高みに行かせたくない連中とか、か」

研究員「そんなとこだ。ただ、今回のはちょっと面倒でな…。動きがすばしっこく、一般人を使っているから性質が悪い」

一方通行「オマエらが「性質が悪い」なンて言えンのかよ」クククッ

研究員「心外だな。我々は一般人を巻き込んではいないぞ。表沙汰になると処理が面倒なんだ」

一方通行「はいはい」

研究員「妹達にも通達しているが、実験妨害のために一般人が人目の付かない路地裏にも足を運ぶようになっている。くれぐれも注意してくれ」

一方通行「りょォかァーい」

研究員「では、今日もよろしく頼むよ、一方通行」

一方通行「絶対座標はここでいいんだな」

研究員「あぁ、一時間後だ」

一方通行「ったく、いちいち移動してプチプチ人形潰していくのも面倒だな。おまけに人目も気にしながらときた。研究所内でやってた頃が懐かしいねェ」

研究員「しかし、ここ最近は随分積極的になったじゃないか。心境の変化でもあったか?」

一方通行「あァ? こンなメンドクサイだけの実験、楽しンでなきゃやってらンねェだろォが。
     あの人形共すぐ潰れちまうから少しでも長く持たせるのにも結構気を使ってンだぜ?」

研究員「バリエーションを付けてくれた方がこっちも助かる。君の能力はまだまだ色々と未知数だからな」

一方通行「全力出してもいいけどよォ、下手すりゃ街が吹っ飛ぶかもな」

研究員「10年前のあれは、こちらとしてもダメージが大きいからセーブしておいてくれた方が賢明かもしれないな」


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