過去ログ - 上条「俺がジャッジメント?」初春「2です!」
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29: ◆LKuWwCMpeE[saga]
2011/10/23(日) 00:14:44.48 ID:5S3YnrWDO

上条「…………………………っ!」


 目の前まで迫った閃光が弾けて飛び散る。
異能の力を全て消し去る右手を背中に隠し、美琴の苦しみ、悲しみを全身で受け止めようとただじっと耐えるつもりであったのだが、雲散していく電撃を見て顔を歪めた。


上条「………………御坂」

美琴「どうして、右手を隠したの?」


今にも泣き出しそうな表情で美琴が呟く。
突き出した腕もそのままに、上条を睨みつけていた。

実際に、泣いているのかもしれない。
いや────泣いているのだろう。


美琴「戦えって言ってんでしょうが! 私の電撃の威力くらいわかるでしょ!? 無事じゃすまないわよ!?」

上条「………………俺は、戦わない」

美琴「あの時とは違う! 今度は本気なのよ!?」

上条「それでも、俺は戦わない」

美琴「何でよっ!!」


再び美琴の身体が帯電し、電気が美琴の身体に巻き付く。
美琴の激昂を表すかのように、激しく荒れながら迸り美琴の身体中を駆け巡っている。
そして突き出した腕に電気を集中させると、半歩踏み出して上条に指先を向け始めていた。




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