過去ログ - 上条「俺がジャッジメント?」初春「2です!」
1- 20
30: ◆LKuWwCMpeE[saga]
2011/10/23(日) 00:16:30.55 ID:5S3YnrWDO

美琴「何でよ……………………」

上条「…………撃てよ。今度は外すなよ」

美琴「右手を、出しなさい。さもなくば………………死ぬわよ」

上条「…………………………俺は、知っている」

美琴「何を、よ………………」


───そうだ、俺は知っている。


目の前の少女の、大切な者を守ろうとする心を。
唐突に現れた自分と同じ姿をした、大事な家族の為に自身の命を投げ出してまでも救おうとしていた事を。
たかが知り合い程度の男にも、ロシアまで赴いて助力しようとしてくれた事も。

痛みを知った目の前の少女が、強き優しさを持っている事も。


上条「撃てよ! それで悲しみ、苦しみが紛れるってんならそんなんいくらでも受け止めてやる!」

美琴「……………………………っ」

上条「お前は一人なんかじゃねえ! 白井はお前を慕ってくれる大事な後輩じゃねえのか!?」

美琴「……………………さぃ……」

上条「初春さんはお前を大事にしてくれるかけがえのない友達じゃねえのか!?
   佐天さんもそうだろ!? 今まで四人で頑張ってきたんだろ!?」

美琴「………………るさい……」

上条「妹達だってお前の事が大好きでしょうがねえんだぞ! 色々あったってのをお前に言わなかったのも、お前にこれ以上悲しくて苦しい思いをさせたくなかったっつってたんだよ!
   お前だってあいつらの事大好きなんじゃねえのか!?」

美琴「……うるさい…………っ」

上条「俺だって俺の言う事が全てが正しいなんて思っちゃいないし、俺がどうこう言ったってしょうがねえかもしれねえ………………

   ただ、お前を信じてるあいつらを、お前が信じられなくなってどうすんだよ!?」

美琴「うるさい………………っ!」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
637Res/373.37 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice