過去ログ - 上条「俺がジャッジメント?」初春「2です!」
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36: ◆LKuWwCMpeE[saga]
2011/10/23(日) 00:23:24.82 ID:5S3YnrWDO

 爆音と共に煙が遠くの方で上がっている。
学園都市の至る所を空間移動でくまなく探し回っていた初春と黒子の二人は、それに息を飲んだ。


初春「あ、あれは………………!?」

黒子「まさか………………!」


こちらは空間移動に対し、先に去っていた二人は自分の足。
それでも探せない、追いつけない状況に次第に焦りの様なものを感じてきた矢先の事であった。

ビルの屋上から街全体を見渡す様にしていた二人の目線は、ここから離れた所の河に架かる橋に止まる。
一際大きい爆音を轟かせ、そして青白い光が一瞬だけ瞬いて消える。

その青白い光は──────間違いなく、電撃だった。


初春「あれは、御坂さんの………………!?」

黒子「お姉様の、電撃………………!」


美琴の後を追って行った上条が彼女に追いつけたのかはわからない。
しかし今美琴があれだけの電撃を放つという事は、何かがあった証拠だ。
尋常ではない量の土煙が上がり、爆音がここまで聞こえる。
只事ではないその様子に、二人の手に汗を握らせていた。


初春「当麻さんは……………………!?」

黒子「行きますわよ、初春!」

初春「はい! どうか無事でいてください………………当麻さん、御坂さん…………!」


ただ、大切な二人の無事を願う。
こうして彼らに追い付くのも、黒子の力を借りるしかない自分の無力さを嘆くのだが、今はそれよりもとにかく二人がいるであろう場所へと向かうのが先決だ。



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