過去ログ - 女騎士「姫の自慰を目撃してしまった」
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11:『Her Knight in Their Nights』 ◆k6VgDYkyGI[saga]
2011/10/21(金) 20:12:24.89 ID:aYv84ioOo
だからこそ、あの夜、姫が自室で自慰に耽っていたという事実は、
主観時間を完全に凍結させるほどの衝撃を私に与えた。

そこに、姫に恥辱を与えたという激痛を伴う自責の念も加わったことで、翌朝になって、
ようやく再び心が時を刻み始めても、動揺した心は収まる気配さえ見せることはなかった。

何故、あの時、私は軽率にも姫の部屋に入ってしまったのか。

何故、貞節と純潔の体現である筈の姫が、眼を悦びに満ち溢れさせ、
口から涎が垂れていることも構わず、一心不乱になって自らを胸と性器を弄んでいたのか。

頭を働かせるほどに、私の思考は後悔と疑問とが争鳴する混沌の巣と化とした。

誤解のないよう言っておかねばならないが、後者に関して、
私は、姫が自涜していたことを問題にしていたのではない。

確かに、一般的には、自涜は道徳的な罪であり、偉大なる父への反逆だとすら言われる。
しかし、私にとって、常人の規範など何の価値も意味もなかった。
私の行動原理、思考の根幹は全て、姫の守護というただ一点から出発していたからだ。

姫のためなら、私は彼に弓引くことすらしただろう。何の躊躇もなしに。


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