40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/10/22(土) 01:40:13.37 ID:9yuxyDT00
さわ子「まず、どうして私が学校にいたのか、ということから話した方がいいかしら…」
さわ子「春休み中だったかしら、部活をやっている生徒の間でリリーの噂が流れ始めたのは」
さわ子「その時から、私は生徒たちに注意を配っていたの。そもそも教師になったのが、私の後輩がリリーを呼んじゃった時に守ってあげたい…っていう動機からだったから」
さわ子「私が助かったのはたまたま…そういうのに詳しい男の子と出会えたからだしね。とにかく、そんな時にりっちゃん、あなたの様子がおかしくなったことに気が付いたの」
さわ子「すぐにリリーのせいだと分かったわ。当時の私とそっくりだったから。
そして、保健室でのあなた達の会話を聞いて、確信を持ったの。りっちゃんの性格からして、今日ここに戻ってくることも」
梓「あのときの会話…聞いていたんですね」
さわ子「ごめんなさいね。立ち聞きなんてしたくなかったんだけれど…」
梓「とんでもないです! 現に先生のおかげで、律先輩は助かりましたし…」
さわ子「クスッ…ありがとう。」
さわ子「…そして私は校内であなた達が階段を駆け下りる音を聞いて…」
紬「私たちと出会ったんですね」
さわ子「ええ、そうよ」
唯「さわちゃんが、私たちに校舎の外に出るようにって言ってくれたんだよ」
さわ子「私は校外に出るように言ったつもりなんだけど…私も気が動転してたのかしらね」
さわ子「まぁそれはさておき…それから唯ちゃんたちに、りっちゃんと澪ちゃんが3階へ行ったということを聞いて、トイレまで辿り着けた訳」
律「そうだったのか…」
さわ子「何よその顔は〜!せっかく人が助けてあげたってのに〜!」ブー
律「いや…それはホントに感謝してるんだけどその…」
さわ子「クスッ…わかったわ。そろそろリリーについて教えないとね」
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