52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)
2011/10/23(日) 22:07:44.97 ID:T33Cj7z40
あんホーム
杏子が案内したのは、古びた大きな教会だった。柵にはつるバラが巻き付いて咲いている。
さやか「教会・・・するとあんた、神父の娘だったの!?」
杏子「・・・意外だろ?」
さやか「うわぁ・・・意外、すっごい意外、意外過ぎ、めっちゃ意外」
杏子「連呼すんな!!」
???「あ、お姉ちゃんお帰りなさい」
杏子より一つか二つ年下の少女が一人、杏子を見付けて歩いて来た。
杏子と同じ髪色で、髪型は二つに別れた三つ編み。
杏子「よう、モモ、ただいま」
モモ「その人は誰?お姉ちゃんのお友達の人?」
杏子「まぁ、そんなもんだ」
モモ「そう。始めまして、私は佐倉杏子の妹で、佐倉モモと言います」
モモがさやかに頭を下げる。
さやか「あ、始めまして、美樹さやかです・・・」
さやかも頭を下げる。
杏子「モモ、ゆまは?」
モモ「ゆまちゃんなら、夕食の準備の手伝いをしてるよ。
美樹さん、何もおもてなし出来ませんが、ゆっくりして行ってください」
さやか「ご、ご丁寧にどうも・・・」
モモ「では、私はやる事があるので失礼します」
モモはまた一例して歩いて行った。
さやか「出来た妹だ・・・」
杏子「だろー?」
自慢げな杏子。
さやか「うわぁ・・・意外、すっごい意外」
杏子「それはもう良い!!」
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