過去ログ - 唯「だいはーど!」マクレーン「ケイオン?」
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13:唯「だいはーど!」マクレーン「ケイオン?」[sage]
2011/10/23(日) 01:09:55.62 ID:F1u9E/i00
 
クラウス「マクレーン? 聞こえているかな?」

マクレーン『ああ、聞こえてるぜ。それで? お前は何者だ? まさかグルーバー三兄弟なんて
      コミックみたいなオチじゃないだろうな』

クラウス「いや、違う。私はかつて彼の部下だった。東ドイツ時代からな。あのニューヨークの
     一件の時も彼の為に働いていた」

マクレーン『そして、ヤツが死に、仲間達が逮捕される中、運良くあの場から逃走出来たってとこか?』

クラウス「その通りだ。面白味の無い背景で申し訳無い」

マクレーン『んで、今回のこれはサイモンの仇討ち、と』

クラウス「ああ、重ね重ね面白味が無くてすまんね」

マクレーン『ようし、じゃあ問題を出してみろよ。“サイモン・セッズ”だろ? 簡単な問題なんか出してみろ。
      ケツの穴に手ェ突っ込んで奥歯ガタガタ言わせてやるぜ。このなぞなぞ好きのジャガイモ野郎が!
      ああん!? どうした!?』

クラウス「マクレーン、マクレーン、マクレーン。悪いがサイモン・セッズは無しだ」

クラウス「こう見えても私は典型的なドイツ人でね。ジョークは得意じゃないし、勤勉に仕事に
     取り組む以外に能が無いんだ」

クラウス「だからお遊びは一切無しだ。余計な事は抜きで、全力を挙げて君を[ピーーー]」

マクレーン『ハッ、そいつはすげえ。じゃあ、さっさとここに来て俺と勝負しろよ、ボケ。
      男同士、サシの勝負だ!』

クラウス「何故、私がそんな非効率的で危険な作戦を遂行せねばいけないのかね? ……既にそちらへ
     部下を送った。人数と物量で君に何もさせず、始末する」

マクレーン『上等だ。迎え撃ってやるぜ、アホンダラ』

クラウス「それも困るな。では、こうしよう。ディードリッヒ」スッ

クラウスの傍らに控えていた男は合図を見ると、持参のラップトップのキーを素早く打った。



〜機関室〜

クラウスの言葉に続き、天井の数ヶ所から白いガスが勢いよく噴き出した。

マクレーン「クソッ、火災用の消火ガスだ! 体を低くしてろ!」

唯「ゲホッ、ゲホッ! うう、このままじゃ息が出来なくて死んじゃうよ!」

マクレーン「いや、違う。[ピーーー]為じゃない。俺達をこの部屋から出す為だ。ガスにまいって部屋から
      出たところを、待ち構えたヤツの部下共がバンバンバン、さ」

唯「そんな……!」


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