過去ログ - 唯「だいはーど!」マクレーン「ケイオン?」
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74:唯「だいはーど!」マクレーン「ケイオン?」[saga sage]
2011/11/20(日) 18:11:08.71 ID:AddMqzQ10
 


〜船内・大会議室〜

約三十人程の社員達は皆、一様に口を閉ざし、座り込んでいた。
テロリストからの解放に歓喜していたのも束の間。自らが置かれた状況を考えれば、喜んでばかりも
いられない。
次の瞬間には、激昂したテロリストが乗り込んできて銃を乱射するという展開も、決して無くは
無いのだから。

不気味な静寂の中、律は大会議室の床に腰を下ろし、紬は律の脚を膝枕にして仰臥していた。

律「平気か? ムギ」

紬「うん。だいぶ楽になってきたわ。ありがとう、りっちゃん」

濡れタオルから半分覗く紬の目。
ドアをこじ開け、倒れた先程から比べれば、幾分かは生気を取り戻している。
そんな二人の耳に廊下の方から、バタバタと切迫感に溢れた足音が聞こえてきた。

澪「律! ムギ!」ハアハア

梓「先輩!」ゼエゼエ

律「梓! 無事だったのか! てゆーか、何でお前らが一緒にいるんだ?」

澪「そ、それが…… 和に言われて先に戻ってきたんだけど、途中で梓と会って」チラッ

梓「私と唯先輩はマクレーンさんに助けてもらって、ブリッジに向かってたんです。そしたら、
  唯先輩が『やっぱりマクレーンさんを助ける』って言って……! それで、私、止められなくて…… 
  ぐすっ、ごめんなさい…… 唯先輩、行っちゃった……!」ポロポロ

律「ったく、あの馬鹿!」

澪「たぶん、キッチンとかボート置き場の方に行ったんじゃないかな。和がマクレーンさんに言ってたから」

律「和は?」

澪「コンピュータルームに行ったよ。一人で。ブリッジのコンピュータじゃダメだったんだ……」

律「……」

言葉が続かない律に代わり、紬が口を開いた。額の濡れタオルを外し、ゆっくりと身を起こしながら。

紬「……唯ちゃんを探しましょう。おそらく今は和ちゃんより唯ちゃんの方が危険な状況だと思うの」

律「だな。唯と合流したら、すぐに和のとこに向かおう」

律が腰を上げる。しかし、疲労と大量の出血の為、上体はふらつき、足取りが大分怪しい。
すぐに澪がそばへ寄り添った。

澪「律、ホラ、つかまって」

律「ん、サンキュ」

梓「ムギ先輩、肩を貸しますよ」

紬「ありがとう、梓ちゃん」

四人の放課後ティータイムは支え、支えられながら、廊下を歩き出した。


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