過去ログ - イチローが学園都市にやってくるようです 第二打席
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71: ◆I045Kc4ns6
2011/12/05(月) 17:44:36.30 ID:PHRgw9j/0

「……」

「……」

「……これで、大体は話したかも」

ふぅ、とインデックスは小さく溜息をする。
ノンストップで長々と魔術の仕組みや自分の特殊な点の解説をするのは中々骨の折れることである。
それを聞いたイチローは自らを思案の海に投じ、上条は拳を握りしめ震えていた。

「必要悪の教会(ネセサリウス)、完全記憶能力、十万三千冊の魔道書……かぁ……」

何気なくイチローは呟いてみた。
ステイルと一戦交えた後であるために、今更魔術というものを否定したりはしない。
目の前の女の子の頭の中には世界の根幹を揺るがすどころか、引きちぎって新しいものに取り換える―――
そんなことが可能になる手段がぎっしりと詰まっている。
これを目的に数多の敵が彼女を狙ったのだろう。
想像するのはそう難しいことではなかった。
分からないことの方が多いのが現状だが、一先ず、彼女は魔術の世界において最も重要な人物であるのは間違いないようだ。




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