過去ログ - ぼくがかんがえた聖杯戦争
1- 20
50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[saga]
2011/10/28(金) 01:09:25.06 ID:PN+NkDjAO
 再び相見える二人。蓮は喉を鳴らして笑い、金色のオーバーソウルを解除した。

「……どういうつもり?」

「敵の力量を見定められぬほど馬鹿ではない。オレもそれなりの力で応えてやるだけだ」

 黄色の派手なジャケットの裏から取り出したのは伸縮が利く剣。施された装飾から敵を斬るよりも美術品とされるものである事が見てとれる。

「オレの宝雷剣はあらゆる武の魂を研ぎ澄ます」

 一振り、二振り。そうして剣を振るう毎にそれを纏う霊装は強く、大きく、鋭くなってゆく。

「これが我がオーバーソウル『武神』だ」

 この世の武の象徴を全て掛け合わせたようなそのフォルムは見る者を圧倒させる。
 ――来る。
 少女がそう認識した瞬間、蓮は既に少女の懐に潜り込んでいた。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
115Res/55.59 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice