過去ログ - ぼくがかんがえた聖杯戦争
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8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[saga]
2011/10/25(火) 12:04:37.14 ID:FnrEbXqAO
 一呼吸置いて、士郎は固めた決意を吐き出す。

「俺はこのふざけたゲームを壊す! みすみす命を危険に曝すような奴がいて、黙って見てるわけにはいかない!」

 一瞬不穏な空気が流れ、凜は奥歯を噛み締める。
 今の彼の発言は魔術師に対する冒涜。
いっそ此所で士郎を蹴散らしてしまおうとも考えたがそれでは本末転倒だと自身のプライドが制し、何とか思いとどまった。

「……相容れそうにないわね。ま、それはお互いがマスターに選ばれた時点で決まってる事か」

 衛宮士郎という人間に対する興味、関心は今の凜からは消え失せていた。
踵を返し、土蔵を後にする。彼女が振り返る事は無かった。


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