22: ◆WPwc2pN1N6[sage]
2011/11/05(土) 21:06:49.37 ID:AWbrYrzMo
C.
遺体は地下室に横倒しにされていた。
不自然なほどきれいに黒焦げている遺体に近づいて、男は立ちすくんだ。
異臭も抜け、地下で薄暗かったせいか、最初は遺体だという認識がなかったからだ。
少年は報告書をめくりながら、担当の魔法使いに言った。
少年「ちょっと暗いんで、明るくしてもらえますか?」
魔法使い(地下)「は……『明かりをください、明かりをください』」
唱えた言葉が指先に降り、青い光が膨れ上がる。
音も鳴らずに辺りが照らされると、遺体もその輪郭がはっきりとしてきた。
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