13:第一話(18話)―――香焼「男の子」神裂「女の子」浦上「香焼は?」五和「男の娘!」
2011/10/30(日) 23:27:01.45 ID:/Ac8Epa90
しかし麦野さんこそ、そんな場所に通わなくても十分お綺麗でしょうに。
麦野「嫌みにしか聞こえないわ、この勿体無い美人め」フンッ
神裂「お褒めの言葉として受け取っておきましょう」ズズズズ・・・
麦野「ぐっ……受け流すの上手くなったわね、こんちくしょー」ジトー・・・
大片、貴女の悪態に慣れた御蔭です。
麦野「はぁ……それより、アンタ今日何時まで留守番なのよ」バリバリ・・・
神裂「香焼か五和、浦上が帰って来るまでですから……あと2,3時間程でしょう」フムフム
麦野「長ぇし。買い物行こー」グデェ・・・
神裂「だから留守番だと言うに」ハァ・・・
麦野「鍵閉めてけば大丈夫だって。合いカギ有んでしょ?」チラッ・・・
そういえば預かった気がする。
麦野「それ見ろ! さ! 行きましょ!」キラキラ!
神裂「し、しかしですね……ほら! 絹旗さんが!」アタフタ・・・
麦野「放っといても大丈夫よ。坊やにでも喰わせときなさい」ハハハ
神裂「あの子はそんな事しません! というかそんな度胸有りません!」ヤレヤレ・・・
麦野「分ーってるわよ。だから置いてくの。ささ、準備準備!」フンフフーン♪
神裂「あ、ちょ、キャー!!」パタパタ・・・
半ば強引に着替えさせられる。先日買ったライン入りの開襟Yシャツとレディースパンツ。
麦野「髪は下の方で結んでっと……ふふふふ」グッ!
神裂「ま、また慣れない恰好をさせる」カアアァ///
麦野「さっきの恰好の方よりもずっと普通よ。文句は良いからさっさと行くわよ!」オー!
神裂「ちょ、ちょっと! せめて書き置きを!」アワワワ・・・
麦野「んなのメールすりゃ直ぐでしょ。さっさとしなさーい」テクテク・・・
まったく……この人は相変わらず独尊的だ。
麦野「あったり前よ。自分中心じゃない生き方なんて自我が無い人間でしょ」フンッ
神裂「そういう哲学的な考えを言っても、我儘にしか聞こえませんって」ハァ
麦野「そーですねー。悪ぅござんした。さーて美偉に後で合流しろってメール入れたしー、ついでに結標も誘うか。どうせ暇してんだろ」カチカチッ
神裂「……はぁ」トテトテ・・・
麦野「そんじゃ! 良い男探しレッツゴー!!」イエーイ!
神裂「えー」タラー・・・
結局、最終下校時刻過ぎまで連れ回される事になった……歳相応といえば歳相応なのかな。
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