過去ログ - あまくさっ♪ すんどめ。
1- 20
844:第五話―――神裂「正直、あの子の考えてる事は分かりません」 香焼・五和「「うんうん」」[saga]
2012/01/17(火) 03:36:30.03 ID:g2HG5T/t0
書類と格闘すること数十分、やはり専門家の意見を聞くべきだと(今更)決心し、筆とハンコを降ろした。
あとはもうダラダラ寝ようかな。


五和「あ、女教皇様(プリエステス)。さっき建宮さんが探してましたよ」チラッ

神裂「うわぁ……えっと、何用で?」タラー・・・

五和「分かりませんが書類抱えてました」ハハハ・・・


もう今日は書類仕事嫌だ。私は前線気質なんです。勘弁してくれ。
とは言っても立場上仕方がない。いや、立場云々を言うのは止そう。仮にも妹分の前だ。


五和「あははは……とりあえず私はお弁当屋さんのお手伝いがあるので」イソイソ・・・

神裂「ええ。頑張って下さい」コクッ

オルソラ「あ、五和。あそこの店主さんに『先日は助かった』とお伝えして欲しいのございますよ」チラッ

五和「はいはい。先日の会議弁当(ランチ)の件ですね。伝えておきます」ペコッ・・・


五和は英国(此方)に滞在している際、日本人街の弁当屋さんで手伝いをしている事が多い。
腕は勿論、彼女の愛想の良さから看板娘になってるとか何とか。


浦上「お姉は魔術師辞めても余裕で生きていけるタイプですからネ」ハハハ

神裂「辞められては困りますけどね」ハァ・・・

浦上「そりゃそうですケド。若衆筆頭だし、女教皇様除いた天草式(ウチ)のホープでエースだし」フフッ

神裂「そういうの抜きにしても、持ち合わせた力は義務です。彼女のそれは強大ですからね……私が言うのも難ですけど」フム・・・

浦上「……へぇ」ジー・・・


私は自分を平和主義者・日和見型の人間だと主観判断しているが、この理屈だけは仕方が無いと割り切っている。
我が身を省みる事さる事ながら、持ち得た『力』を先頭に立ち使用しないのは逃げである、と考えている。

勿論、その戦闘に立って用いるべく『力』を『盾』とするか『矛』とするかで大分目的は変わってくるが。


フロリス「そんなのはケースバイケースだろ。違うかい? 聖人さん」テクテク・・・

神裂「それは、まぁ」フム・・・

フロリス「難しい顔し過ぎると小皺増えるぞ。ウチのリーダーとかもそうだけどさ」ハハハ

ベイロープ「喧しいわ。こちとら、まだ10代よ」フンッ


私も10代です。


フロリス「ギリギリ、な」フフフ・・・

ベイロープ「……考え方変えれば、もう大人(レディ)なのよ。年齢的にもね」ヤレヤレ・・・

フロリス「あらら。私らミドルティーンズはまだまだガキと……困ったねぇ、ウラっち。ルチアっち」フフッ

浦上「些細些細」クスクス・・・

ルチア「……私に振らないでくださいよ」モー・・・


若干、オルソラの雰囲気が怖いのでこの話題(年齢について)は止めましょう。


ルチア「やれやれ……では私は自室に戻ります。シスター・オルソラ、何かあったら呼んで下さい」テクテク・・・

オルソラ「はいはい」コクッ

浦上「あ、ルチア……って、さっさと行っちゃった。仕方ないなぁもぅ」ポリポリ・・・


サロンから急ぎ足で出て行く。何か大事な用事でもあったのだろうか?



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/1471.81 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice