過去ログ - さやか「あたし……もうゾンビなんだよ!」大道克巳「それがどうした!」
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53: ◆2PnxfuTa8.[saga]
2011/11/04(金) 21:10:59.90 ID:K3cxHx3V0
「マ、マミさんが化物に……!?」

 さやかのソウルジェムが薄く墨を流したかのように濁り始める。

「おいさやか!?」

「師匠……魔法少女には絶望しか残ってないのかなあ……」

「さやかちゃん……」

「マミさんが……マミさんが……私たちのせいだ
 元はといえば私達が……」

 さやかの瞳から輝きが失われていく。
 それを見て大道はマミの方に向き直り叫ぶ。

「……負けたよ財団X、よくこんな仕打ちを思いつくよ
 俺としたことがすっかり忘れちまって居たぜ!」

 さやかのソウルジェムが濁りきる前に巴マミを倒す。
 それが今の自分にできるたった一つのことだと大道は思った。

「ようこそ巴マミ!さぁ、地獄を楽しみな!」

 大道はナイフを片手にマミへと踊りかかる。

「さやかちゃん」

 マミの身体から大量の触手が伸びて大道を取り囲む。

「なに?」

 大道は触手を切り刻みながらまっすぐに巴マミの元に向かう。

「今は、大道さんを信じよう」

 袈裟懸けに斬りつける。
 だがしかしそれは幻影、大道は何時の間にか背後を取られていた。



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