93: ◆qVU7EQTG3U[saga]
2011/11/06(日) 08:25:40.22 ID:IbO/DhDAO
―やっぱり、ヘタレね…。
私は、少し頬を赤く染めていた。彼に純粋に好意を寄せられるのは、素直に嬉しい。
―それでも、私は
彼に告げてもらいたかった。私から言ってしまえば良いのかも知れないが…。
やはり、彼から告げてもらいたいのだ。
(私を助けてくれた時はなぁ…)
そんな事を考えながら、家へと向かっていく。
少しだけ、スキップをする。小刻みに。
(遊園地、楽しみだなぁ)
何故か、いつもより、家への足取りが軽かった。
《つづく》
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