過去ログ - 御坂妹「アクメツ……?」 二殺目
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127:とある複製の妹達支援[saga ]
2012/02/12(日) 22:31:22.20 ID:dtY9H4qlo
警備員達の攻撃によって、幻想猛獣は高速道路に釘付けにされ、
ある程度の拮抗状態が維持されていたが、それも限界が近づいていた。
風見「――銃撃止め! 反撃が来るぞ、散開しろっ!」
拮抗の崩壊――銃弾が尽きる前に風見は隊員達に指示を飛ばし、距離を取らせる。
幻想猛獣『キィアアアアアアアア!!!!』
直後、幻想猛獣の放った光線が道路を抉り、噴煙が立ち昇る。
しかし、警備員の銃撃が再開されないと、彼等の存在に気付いていないかのように幻想猛獣は徘徊を始めた。
その背後から、漆黒の刃が弧を描いて、幻想猛獣を袈裟斬りにする。
――御坂美琴が本格的に幻想猛獣と交戦を開始したのだ。
風見「(あれが、超能力者(レベル5)か……)」
あの幻想猛獣と真っ向から対峙して、五角以上に渡り合い、引き付けてくれている。
風見「(如月の奴は……間に合ったか……? なら、後は施設に向かわせないようにすれば……)」
――このエリアにアレがある以上、奴を好き勝手に暴れさせるのは得策ではない。
風見「それにしても……やはり、反撃はしても積極的に攻撃はしてこない、か」
鉄装「副隊長!」
風見「鉄装……負傷した隊員の避難は」
鉄装「完了しました! あちらの方に……って、あの子!?」
隊員達を寝かせている方向へ視線を向けた鉄装が素っ頓狂な声を上げた。
木山春生に人質にされていた風紀委員の少女が、道路上で有事の際に使用される非常用の階段を駆け上がってくる。
風見「(初春飾利……?)」
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