過去ログ - 御坂妹「アクメツ……?」 二殺目
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153:とある複製の妹達支援[saga sage]
2012/03/14(水) 00:15:37.61 ID:Thh9OyD5o
アクメツ「さーて、殺るとしますかぁ……」
失った命。
試験個体との邂逅が無ければ死んだままであっただろう、自分達。
蘇ってから、約半年。
かつての研鑽と経験は褪せても、損なわれてもいない。
……しかし、新倉生のように異能を得た訳ではない。
己として、剣士として、アクメツとして、一人の男として、如月生は……変わらず、ここにいる。
幻想猛獣『キィアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!』ビュン
立ち塞がった障害物を排除しようと、幻想猛獣が触手を伸ばす。
――そんな自分が……この怪物相手に何処まで『やれる』のかを確かめたかった。
アクメツ「悪いが、実験台になってもらうじゃん」ザッ
きっとそれは、この先の戦いの為。
アクメツ「――――『斬釘截鉄(ざんていせってつ)』ザシュッ
迫る触手を体を沈めて躱し、左に回りこみながら触手を断つ。
手応えは、有る。
電磁刀の強度と切れ味は、眼前の怪物相手でも十二分に通用する。
アクメツ「(これなら、戦える……!)」
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