過去ログ - 御坂妹「アクメツ……?」 二殺目
↓ 1- 覧 板 20
154:とある複製の妹達支援[saga sage]
2012/03/14(水) 00:21:12.45 ID:Thh9OyD5o
幻想猛獣『キィアアアアアア!?』ビュンビュン
左右からアクメツの逃げ場を殺すように襲いかかる無数の触手。
アクメツ「――――『八重垣』」
縦横無尽に襲い来る触手を微妙な時間差の隙間。
その空白に滑りこむような最小限の動きで回避しながら、アクメツは少しずつ前進する。
アクメツ「どうした! よく狙わないと当たらないぞ!?」
幻想猛獣『キィアアアアアア!!!!』
言葉を理解しているのかは不明だったが、その挑発の意図は伝わったのか、幻想猛獣は再び奇声を上げる。
アクメツへの返答として、幻想猛獣が選んだのは氷塊による広範囲への攻撃だった。
アクメツ「(そうそう、それを待ってたじゃん!)」ニヤリ
仮面の下で笑みを浮かべながら、背部のスクランダーを展開する。
ドガッ! ドガッ! ドガッ!
アクメツ「フハハ! 当たらん! 当たらんよ!」
スクランダーによる高機動を得て、アクメツは降り注ぐ氷塊を素早く躱していく。
……一定の軌道を辿りながら。
アクメツ「――道は出来たぞ、上条当麻!」
上条「おおぉぉぉ!!!!」
その呼び掛けに応えるように少年は咆哮した。
突如、幻想猛獣の死角から上条当麻が『飛翔』して現れる。
上条「届けぇぇぇぇ!!!」ダンッ
直線上に地面に突き刺さった氷塊を足場にして、空中の幻想猛獣に迫ったのだ。
アクメツ「――――『大詰』」タンッ
上条に合わせるようにアクメツも刀を構え、反対側から幻想猛獣に向けて跳躍する。
245Res/233.52 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。