過去ログ - 御坂妹「アクメツ……?」 二殺目
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224:とある複製の妹達支援[saga sage]
2012/07/15(日) 18:25:31.11 ID:bHoNt91Go
禁書目録「とうまー、みことー、手伝って欲しいんだよー」フラフラ
廊下の向こうから、大量の缶ジュースを抱えた修道女の姿が。
美琴「……いくらなんでも、買い過ぎじゃない? アンタ、いくら渡したのよ」
上条「いや、渡したのは五百円玉を一枚だけで……何故、あんな事に」
科学分野の尖兵?とも言える自動販売機に対し、ある種の抵抗感を持っていたインデックスであったが、
持ち前の学習能力の高さで、何とか自販機での買い物には成功した。
しかし、何故か当たりルーレットが連続で明滅し、大量のジュースを獲得する結果となった。
美琴「私もたまに当たるけど、こんなに連続して……ってのは、初めて見るわね」
上条「(……御坂の場合、当たり云々の前に自販機は蹴り飛ばすモノとして扱ってるような?)」
とは言っても、御坂美琴が蹴り飛ばしている自販機は過去に彼女の紙幣を飲み込んだ仇敵なので、報復と回収を兼ねているわけだが。
美琴「とりあえず、『ヤシの実サイダー』を……あとは適当に三、四本……と」ヒョイヒョイ
上条「おい、極自然な動作で上条さん用に『ガラナ青汁』を確保するのは勘弁してくれ」
禁書目録「わたしは『抹茶ミルク』に挑戦するんだよ。……そうだ、生達にも配ってくる!」トテトテ
思い立ったが吉日とばかりにインデックスは廊下を駆けていく。
美琴「『達』?」
上条「新倉の奴は目を覚ましたし、安達も意識不明者達の現状確認作業があるって、少し前に病院に来てたからな。
それでも余るだろうから、残りは病院に来てる人なり、入院患者なりに配ればいいんじゃないか?」
美琴「あれ、持ち帰らないんだ?」
上条「……運んでいる途中で、ほぼ確実に不幸な結果になりそうだから遠慮したいです」
美琴「妙に現実味があるというか……それって、経験に裏打ちされた予想?」
上条「ま、そんなとこだな」トホホ
自分自身で不幸な『展開』が予想できてしまうのが、悲しかった。
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