過去ログ - 御坂妹「アクメツ……?」 二殺目
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79:お前ら割とひどいなww[saga sage]
2011/12/24(土) 02:44:44.89 ID:hw9C40WQo

学園都市・第一○学区


木山春生の運転するスポーツカーは、前方の道路を警備員の部隊に封鎖され、立ち往生していた。

黄泉川『木山春生だな? 
     幻想御手頒布、並びに風紀委員への傷害と誘拐の被疑者として勾留する。
     直ちに降車せよ』

イヤホンマイクから発信された音声が、警備員の車両に積まれた拡声器によって増幅されている。

木山「警備員か……上から命令があった時ばかり、動きの早い奴らだな……」

警備員用の特殊車両が二台。警備ロボが八機。武装した警備員が十数人。

たかが研究者の確保に随分と大盤振る舞いだな、と木山は苦笑する。

初春「どうするんです? 年貢の納め時みたいですよ。
    安達さんにどんな手を使ったかは知りませんけど、あれだけの数の警備員を相手に同じ事が出来ますか?」

木山「――あぁ。何か特殊な薬品なり、爆発物でも使ったと思っているのか」

初春「……違うんですか?」

その問いには応えずに木山はゆっくりとした口調で語る。

木山「幻想御手は人間の脳を使った演算機器を作る為のプログラムだが……使用者に『ある副産物』を齎すモノでもあるんだよ」

面白いモノを見せてやろう、と呟いた木山は初春を車内に残し、警備員の要求通りに降車した。



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