過去ログ - 淫魔「んふふ」 修道女「闇の気配がする……」
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26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(沖縄県)
2011/11/06(日) 11:25:27.88 ID:MJKDne9Zo
淫魔「ま、このくらいはできなくちゃねえ」
修道女「そうでしょうね。予想はしていました……」

こちらへ向かってくる修道女へと、淫魔も歩き始める。
お互いに歩みを止めず、少女二人は長い廊下の中央で向き合った。

淫魔「今ならまだ、許してあげるけど?」
修道女「逃がしません」

修道女の短剣が一閃、淫魔の胸めがけて突かれた。
淫魔は刀身で短剣を跳ね上げ、一歩後ろに飛びながら、曲刀を唐竹に打ち落とす。
曲刀が修道女の脳天をかち割る刹那、修道女は曲刀の側面を拳でたたき、太刀筋をずらして離脱。
肩まで上げていた短剣を、横凪に一閃し、それを避けようと淫魔がさらに後退するのを見て、さらに身体を回し、後ろ回し蹴りを淫魔の腹部にたたき込んだ。

淫魔「んぐっ!」

淫魔は廊下の壁にたたき付けられ、そこに腰だめに構えた短剣を突き立てようと、修道女が突進する。
曲刀を大きく降った反動で、淫魔は壁から飛ぶように離れ、修道女から十分間合いをとって止まった。

淫魔「いてて、けっこうやるね」
修道女「ええ、次で仕留めます」

にこりと笑い、修道女は短剣を構えた。

淫魔「このままじゃ、ちょっと勝てないなあ」
修道女「堪忍して首を差し出すなら、ひと思いに殺してあげますよ?」

淫魔「うーん、人間は嘘つきだからね。そんなこと言って、思いっきりいたぶられるかもしれないし……しかたない。ここは……」

淫魔が宙に手を振ると、同じ形の曲刀が、さらにもう一本現れた。


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