過去ログ - 上条「なんだこのカード」 SEASON 4
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続きは昼以降になりますお・・・・・申し訳なかと
[sage]
2011/11/28(月) 08:00:08.29 ID:HPvCLoy6o
結標「……確かに」
青髪「移動速度は、確かに弱重力のが早いかもしれへんけど。でも、大気まで薄くなりはじめとる」
チラ、と視線を隣の会話相手から外して、彼は周りを見る。結標もその視線に促された
ちらほらと倒れ込んでいる人々が在る。どこも同じような光景になってしまった
青髪「その辺に倒れとる人の中にも、もしかしたら、走っとる最中に息が続かんくなってしもうた人もおるかもしれへん」
結標「だから、あなたは空間移動で逃げるのを拒否したのね」
ん、と男は短く頷いた
空間移動で動いた場合、どうあっても移動先には予め重力を用意できない
となると、下手をすれば移動先に空気が殆ど無くて、一気に意識を失ってそのまま倒れる可能性だってある
それを彼は危惧しているのだ
結標「……でも、それだとあなたはずっとこの変化に合わせて能力を使い続けないといけない」
青髪「そろそろ慣れてきとるから大丈夫やって」
結標「馬鹿言わないで。そんなの保つ訳ないでしょう」
彼女の言うとおりだった。しかしだからと言って、彼は止めるわけにはいかない
青髪「それよか、寒さは感じひん?」
だから、苦し紛れに話を逸らすしかなかった
結標「それより、って確かに寒いけど、ここはモスクワで高高度な場所よ。夜に時間が近づけば、当然」
青髪「10月とはいえ、寒いやろうな。特に宇宙が近づけば尚更」
宇宙、という言葉を彼は意識的に強調した
結標「まさか」
このままでは何れ彼は潰れ、更には大気の層も剥がれてしまい、そして重力も反転してしまいかねない
どうにか、それこそ浮翌遊モスクワから破壊者まみれの大地に戻らない限り、状況はもっと悪くなるばかりだ
青髪「美琴ちゃんと黒子ちゃん、大丈夫やと良いなぁ」
結標「……そうね」
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